ネット販売で個人事業主から法人成りするタイミング

僕が物販で専業になってから、1年半以上が経ちました。今まで個人事業主として取り組んできましたが、売上や利益も順調に伸びてきて、色々と考えた末、来年法人化することに決めました。

「法人化するべきか」「まだ個人事業主でいるべきか」でかなり悩んだので、同じような悩みを抱えている方や、物販での独立を視野に入れている人のためになれば幸いです。

一般的に言われている法人化するべきタイミング

「ネット販売で稼ごう!」と思って物販始めた方は、もちろん売上0からのスタートですよね。そこから「月に5万儲かった!」「今月は10万!」「ついに50万!」・・・という感じに売上や利益が増えていくことになるかと思います。

最初から法人格をもって独立した場合を除いて、順調に売上や利益が増えていくと、必ず法人化を考えるタイミングが訪れます。主に節税目的で、法人成りを検討する方が多いと思うのですが、「いくら利益が出たら法人化した方がいいのか?」という部分で悩まれる方って多いようですね。

実は、僕自身も同じように悩み、ネットで調べたり、税理士さんに相談したりしましたが、一般的に「利益が年間500万円を超えたら、法人化するべき」と言われることが多いようです。しかし、それはあくまでも税制上メリットが出るかどうかの際どいラインです。明確にここってラインはありません。

税金のことだけ考えて「利益〇〇円が損益分岐点!」とか書いている記事は何の参考にもならないと思った方がいいです。税金だけじゃなく、社会保険料のこととかも考えなくてはいけませんし、細かいことをいうと、会社設立費用や会社を経営していく上で必要な経費(税理士費用など)も増えるわけで。

僕は調べ出すと徹底的に調べてしまう方なので、細かいことも調べ尽くしましたが、今となっては「さっさと法人化すればよかった」と思っています。どうしようって考えている時間は利益を生む出す時間ではないですし。勢いそのままにってのでも良かったのかなと。

月間利益いくらで法人化するべきか?

そんな僕が、調べ尽くして、法人化を検討する際に、最低限満たすべきだと思う基準が「過去3カ月の平均月利が50万円を超えて、さらに利益を増やす見込みがあること」です。

注意
この記事でいう月利は、売上から仕入れや経費(人件費や家賃なども含めて)などもすべて引いた状態での数字です。

インターネットを使った物販ビジネスでは、売上0の状態から1年後には100万円稼げたという人がたくさんいます。そんな人でも、月利10万とか50万とかを通過しながらそこに行き着くわけですよね。だから過去1年間の利益を基準にして考えるのではなく、現状(過去3カ月くらい)の利益を見て、法人成りを検討するべきです。

たとえば物販を始めてから、1~9か月目までの平均月利は30万円。10~12か月目までの平均月利は100万円。そういう方の場合だと、年間の利益額は570万円です。この1年で区切って考えると法人化するかどうかは微妙なラインですよね。

しかし、直近3カ月の利益額が12カ月続いたと考えると、節税の観点でも、社会保険料を加味して考えたとしても、法人化による恩恵は大きいと言えます。

法人化のタイミングは考えすぎてもっていうところもありますし、個人の考え方が強く出る部分なので、結局最後は自分次第です。ちなみに僕の場合は、月利が70~80万円になった時点で法人化の検討を始めましたが、法人化について検討しているうちに月利が倍以上になりました。節税の観点から行くと、もう少し早めに検討するべきだったのかなと、今となっては思います。

おそらく物販がうまく行っている方は、法人化を検討しているうちに利益も増えていくので、そういった意味でも「過去3カ月の平均月利が50万円を超えて、さらに利益を増やす見込みがあること」を基準に法人化を検討されることをオススメします。

月利は50万円あるけど、ずっと横ばいの状態が続いていたり、今後利益が増える見込みがたっていなければ、焦って法人化する必要はないかと思います。

しかし、法人化することで、社会的な信用に繋がったり、卸を取るときの交渉がしやすかったりするメリットもあります。事業の内容から考えて、法人化の必要性があれば、節税以外の面でも法人化を検討していきましょう。

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